ボンネット型のキハ81形を紀州路から去って40年目の「くろしお」で再現
◆実車ガイド
・キハ80系は上野~青森間の特急「はつかり」の高速化と無煙化を目的に、特急形ディーゼル車両として1960年に開発されました
・初めに登場した先頭車6両はボンネットスタイルのキハ81ですが、その後増備される先頭車キハ82は貫通型となるため、先頭形状が大きく異なりました
・「はつかり」の電車化後は他線区に転用され、1972年からは紀勢本線天王寺~新宮・名古屋間の特急「くろしお」運用にキハ82と共に運用され、1978年の新宮電化時まで活躍、キハ81にとってはここが終焉の地となりました
◆製品化特徴
・ハイグレード(HG)仕様
・キハ81の屋根は配管と台座のみの常磐無線アンテナ跡を再現
・キハ81・82は「くろしお」印刷済みトレインマーク装着
・ヘッド・テールライトは常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付
・ヘッドライトは電球色、トレインマーク部は白色に近い色で点灯
・床下のDMH17Hエンジンは別パーツで再現(キハ82前頭用とモーター車除く)
・キハのシートは青色、キロのシートはエンジ色のカラーシートを採用
・キハ81・82のJNRマークとキロ80のグリーンカーマークは印刷済み
・他のセットおよび単品のキハ82用「くろしお」印刷済みトレインマーク付属(増結セットのみ)
・アンテナ、信号炎管など別パーツ付属
・車番は選択式で転写シート付属
・フライホイール付動力採用・新集電システム・黒色車輪採用
・TNカプラー(SP)標準装備(キハ81前頭部除く)
■基本セットについて
・ボンネットスタイルのキハ81を新規製作
・キハ81先頭部はダミーカプラー装備、スカートのカプラー開口部形状はキハ81 3をイメージに再現
■増結Aセットについて
・基本と<98270>増結セットと組み合わせることで両端がキハ81の10両編成が再現可能
・キハ81先頭部はダミーカプラー装備、スカートのカプラー開口部形状はキハ81 5をイメージに再現
■増結Bセットについて
・10両編成の前後で異なる先頭車編成および、従来製品と組合せで両端ともキハ82先頭車の編成が再現可能
・キハ82のタイフォン形状は前面新規でスリット形を再現
<別売りオプション>
室内灯:<0733>LC(白色)
■セット内容・編成例
●特急「くろしお」(1976年頃)
←名古屋・新宮 天王寺→
(1)キハ81 + (2)キロ80 + (3)キロ80 + (4)キシ80 + (5)キハ80(M) + (6)キハ80 + (7)キハ82(後期型) + (8)キハ80(M) + (9)キハ80 + (10)キハ81
太字下線部:キハ81・82系基Set<98311>
下線部:キハ81・82系増SetA<98312>
斜体字:キハ82系増Set<98270>
●特急「くろしお」(1976年頃)
←名古屋・新宮 天王寺→
(1)キハ82(初期型) + (2)キロ80 + (3)キロ80 + (4)キシ80 + (5)キハ80(M) + (6)キハ80 + (7)キハ82(後期型) + (8)キハ80(M) + (9)キハ80 + (10)キハ81
太字下線部:キハ81・82系基Set<98311>
下線部:キハ81・82系増SetA<98312>
斜体字:キハ82系増Set<98270>
●特急「くろしお」(1975年頃)
←名古屋・新宮 天王寺→
(1)キハ82(初期型) + (2)キロ80 + (3)キロ80 + (4)キシ80 + (5)キハ80(M) + (6)キハ80 + (7)キハ82(後期型) + (8)キハ80(M) + (9)キハ80 + (10)キハ82(初期型・スリットタイフォン)
太字下線部:キハ81・82系基Set<98311>
下線部:キハ81・82系増SetA<98312>
斜体字:キハ82系増Set<98270>